記事を投稿してくれる方募集中です。

非核化。タイムリミットは12月12日(水)

どうも、ジュガール庶民と申します。

本日から、このブログに参加させていただくことになりました。担当は本稿「ヘビのアシ」です。

ブログオーナーのMinanohiko氏からは「このブログの格調を少しだけ高くしてくれ」と言われましたが、無理だと思います。(笑)

ヘビのアシは文字通り蛇足のことです。情報とは有益でなくてはなりませんが、ブログタイトルに「ヘタのヨコ好き」とあるように、下手なりに人のするブログなるものを書かせていただきます。お付き合いいただけたら光栄です。

前置きが長くなりました。今回は朝鮮半島の情勢についてのメモを。

「成功かどうかは半年経ってみないとわからない」

これは今年6月12日のトランプ大統領の発言です。シンガポールで行われた初の米朝首脳会談。その後の記者会見での言葉です。12月12日にまでに、北朝鮮が非核化に関して何らかのアクションを起こす。それこそが、この首脳会談の成功を意味するということです。もうすぐその12月12日がやってきます。

ここで現状を整理します。

アメリカのホンネ
半島における中国のプレゼンスを抑え込みたい。
中国のホンネ
半島からアメリカを追い出したい。半島の属国化。
韓国のホンネ
南北統一。(終戦)米軍撤退。
北朝鮮のホンネ
金王朝維持。経済発展。

※必ずしも国家=国民ではないことに注意です。

そして南北統一に向かう「朝鮮半島」の4つのシナリオ。

A:北朝鮮が非核化 B:北朝鮮が核保有
a:米軍アリ 日・米にとって理想 現実的路線
b:米軍撤退 中国の台頭(中国による属国化) カオス

ここでよく観察すると、現状に最も近い「B-a」がけっこうマシなことがわかります。

逆をいえば、「非核化」に拘ると「A-b」つまり中国の朝鮮半島支配の確率も上がるということです。
「米軍ありき」で考えれば、「非核化」という金メダルを逃しても、現状の銀メダルは維持できそうです。

もう少し、この四つのシナリオを掘り下げてみましょう。

  • A-a:安全保障上の日・米の理想です。これにより北朝鮮はベトナムのように経済発展もするでしょう。これは北朝鮮の望むところでもあります。こうなると拉致問題の解決も有り得ます。南北統一の最大の原動力にもなります。デメリットは米中の対立構造がより際立つことでしょうか。
  • B-a:現状であり、現実的路線です。韓国としては感情的に「北朝鮮の核は自分たちのもの」という認識があります。ゴールを大きくする(南北が相互に大幅に妥協する)ことで、統一も不可能ではありません。懸念されるのは、統一後は必ず米軍を追い出そうとする動きが活発になることです。
  • A-b:これは文在寅大統領の韓国が望む未来です。しかし、世界は1ヶ国だけで存在するわけではありません。相互依存から逃れられないとするならば、統一後の韓国(北朝鮮)は米中との関係を選択し直さなければなりません。米軍が撤退した場合、中国の影響がダイレクトに及びます。中国と手を結んだ場合、短期的には経済が潤うかもしれません。しかし、ソウルは中国人経営者ばかりになり、大量の労働者が中国から流入します。韓国の若者の失業はさらに増えるでしょう。富裕層はアメリカなど海外に移住するかもしれませんが、もし今より米中関係が冷え込めば、それも難しくなります。重要なのは北朝鮮のホンネは「金王朝の存続 > 経済発展 >>越えられぬ壁>>>南北統一」だということです。「金王朝の存続」のためには「米軍」が居てくれるほうが都合が良いのです。中国共産党は属国化した脇腹の半島に「個人的な王朝」が存在することを許さないでしょう。必要に応じて交代させることができる軽いリーダーのほうが好まれます。
  • B-b:有り得ない話ですが、もし北朝鮮が核を破棄しないまま南北が統一、在韓米軍が撤退したらどうなるでしょう。内戦が起こりそうです。こうなるとロシアがそわそわし始めます。その代わり米中が仲直りするかも知れません。しないかもしれませんが。

長々書きましたが一方的に「統一」「非核化」という理想に邁進することは、構造の単純化を招きます。構造の単純化は崩壊した場合のインパクトを大きくします。

  • 南北が統一する⇒在韓米軍の大儀が薄れる。
  • オバマ氏のように非核化・体制転換を前提条件にしてしまうと、いつまでも米朝は近づけない。
  • 拉致問題解決を優先してしまうと、いつまでも日朝は近づかない。

どれも、中国のプレゼンスを高める手助けをしています。もっともらしい正論は中国を助けているのです。

情緒だけではなにも解決しない

 

拉致問題も竹島問題も大切な問題です。しかし、日本は冷静になる必要があります。
竹島、徴用工、旭日旗、慰安婦、多くの問題がありますが感情だけに支配されてはいけません。

日本の対韓国の貿易黒字は年間2兆円に及びます。対日貿易では韓国は万年赤字です。
確かに日本は援助をしましたが、しっかり回収しています。
そして韓国は日本から買った部品を組み立てて製品を世界中に売るのです。

日韓断交は非現実的な話です。韓国を真似た感情論では正解は見えません。

北朝鮮が欲しいもの「米軍のプレゼンス」「経済発展」

先述したとおり、北朝鮮は「金王朝の存続」が最優先事項です。これを担保してくれるのは実は在韓米軍です。金王朝にとって脅威なのは中国です。在韓米軍のおかげで北朝鮮は中国に吞みこまれずに生きながらえています。このアメリカに核を明け渡せば(核は元々は無かったのです。これを忘れてはいけません。)、ベトナムのように同盟国になれる可能性もある。そうして経済が発展すれば「金王朝」は国民の暴発を抑えることができます。アメリカにとっても金王朝が存続する方が都合が良い。王朝が倒れたらそこに難民が発生し、無政府状態になります。それは中国に干渉する口実を与えかねません。「金王朝」という公式な窓口があるほうが効率がよいのです。
体制維持にとって経済発展(援助)が不可欠だとハッキリ認識される局面で、必ず日本の発言力が高まります。その時こそ日本は交渉のカードを切るべきです。

真の敵は中国:アメリカは銭勘定を理由にWIN-WINで終わらせるバカはしない。

「経済関係を重視して」様々な衝突や紛争が避けられると考えがちですが、妄想です。アメリカという覇権国にはそういう解決方法はありません。
これまで中国が「見逃されて」きたのは、たまたまロビー活動がうまくいっていたからです。トランプ氏は政治家然としていないからこそ、これを見破ることができました。

アメリカの覇権を支えているのはひとえに「科学技術」です。(※科学技術は経済を助け、経済は科学技術を助ける)
当初、レーガン大統領の「スターウォーズ計画」は知識人から荒唐無稽と揶揄されました。しかし、この科学技術競争が畢竟、ソビエトを崩壊させ冷戦を終結させました。トランプ氏の「対中強硬路線」は現代版「スターウォーズ計画」です。これ以上、スタートを遅らせてしまっては、本当に中国に派遣を奪われる。この危機感がアメリカを目覚めさせました。中国は当初、トランプ政権誕生を喜びましたが、完全に読み違えでした。

米中戦争はいつまで続くか

実は、アメリカの対中強硬路線の後ろ盾になっているのが、習近平国家主席の任期制限の廃止です。先に「構造の単純化」の弊害を述べましたが、これも同様です。習近平氏は終身主席である以上、退くに退けない状況に置かれています。そして、一部のアジアの国が中国に降伏することはあっても、ベトナムをはじめ、インドやオーストラリア、日本が降伏することはありません。中国には「勝つか負けるか」というよりも「大きく負けるか、小さく負けるか」という選択肢しかありません。終身主席である以上、交替することは敗北を意味します。戦い続けても負ける。あとはそれを何年先まで伸ばすかです。東西冷戦のように50年も続きません。

どんなに長くても10年くらいではないでしょうか。米中戦争の終戦=習体制の崩壊です。

ロシアを懐柔するのは日本の役割

中国の封じ込めという観点にたてば、ロシアの影響力は大きいです。逆に中国とロシアが手を組めば厄介です。トランプ政権が表立ってロシアと親密になれない以上、アメリカの同盟国としての日本の出番です。ロシアに限らず、アメリカが手が回らない国々に対して日本が連携の強化を図る。それが日本の役割です。

日本は各国との友好や援助の実績があります。

ミナノヒコ
うーん・・・うーん・・・
ナギ
ムズカシイですね・・・
ミナノヒコ
我が「ヘタのヨコ好き」ぽくはないね・・・
ナギ
そうですね。所長・・・どうするんですか?
ミナノヒコ
何が?
ナギ
これからはこういう路線ですか・・・?
ミナノヒコ
そうしたら・・・俺がクビだろ・・・
ナギ
お世話になりました!
ミナノヒコ
え!?
ナギ
え!?
ミナノヒコ
・・・これからも・・・よろしく頼む。
ナギ
あ、はい・・・・・・所長、なんだか可哀想ですね。所長はちゃんとウキヨ絵描いて・・・
ミナノヒコ
うん・・・・・・
参考語句

中国製造2025 ベトナムの奇跡 ピーター・ナヴァロ ケビン・ハリントン スターウォーズ計画

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください