わたしの心がこもった肉まんを届けたいんです

ジューシー肉まん


先回は民康街のクリームパンを紹介した。
今回は西北区時鐘路にある、知る人ぞ知る絶品グルメについて。

今、或る「肉まん」が男子学生に密かなブーム

海坂市西北区「時鐘路」は学生に人気のエリア。
時鐘路の南側は古くて安い下宿や寮が建ち並ぶ、古きよき学生の街。

MRT「時鐘路車站」下車、南口すぐの一ノ瀬橋を渡ると、一刻街に出る。
その一刻街にひっそりと店を構えるのが「四谷小吃」。
たたずまいは、ごくごく普通の家庭的な食堂。店頭では「肉まん」を販売している。
この店の「肉まん」こそが秘密のグルメだ。

前かがみ男子が看板代わり

目立つのは、学生とおぼしき若い男性の姿。
大半の客が、店の前を何度も往復。周囲をうかがいながら、うつむき気味で「肉まん」を注文。
受け取ると前かがみのまま、駆け足で去っていく。

おかみさんに事情を聞いた。
「最近は草食系男子が多いから、若い男の人にはウチの栄養タップリの肉まんを食べて欲しい。男は肉食系じゃなきゃ。
はっきりとした理由はわからないけど、こないだなんて、肉抜きの肉まんを作って欲しいって言ってくる子もいたの。汚れるから?って。
ちょっと何言ってるかわからない・・・」

それはさておき、くだんの肉まんはといえば、純白の生地がムチムチ、プニプニ。
くぱぁと割ると濃厚な肉汁が劣情の如く溢れ出す。ほどよい塩気が絶妙。

況や男子たる者、之を買はざらんや。イヤハヤ。


※この記事はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
This is a work of fiction. The characters, incidents and locations portrayed and the names herein are fictitious and any similarity to or identification with the location, name, character or history of any person, product or entity is entirely coincidental and unintentional.

※本文、青文字部分はリンクされています。ご活用ください。

 

2 Comments

無痴蒙昧

Minanohiko様

ご馳走様でした。
いつの日か、Naggi女史の噎せるほどに塩気のきいた肉包も拝みたいものです。

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